はじめに

ヘルスケアリーダーシップ研究会(Institute for Healthcare Leadership/IHL)は、医療従事者をはじめ、社会活動においてヘルスケア領域に関心・関連のある方を対象に、1年間のリーダーシップ・プログラムを提供しているNPO法人です。毎年25〜40名ほどがプログラムを修了し、卒業生は500名を越えます。

人生100年時代を迎え、日本のヘルスケアには数々の課題が存在していますが、

ヘルスケアに携わる様々な人々が、あるべき姿と現状のギャップを埋めるべく、勇気を持って第一歩を踏み出し、周囲を巻き込んで、世の中にポジティブな変化をもたらしたい。

そんな思いからIHLはスタートしました。

リーダーシップ・プログラムとは

ヘルスケア領域に関わる中で、例えばこんなことはありませんか?

✔︎ 数年前から現状を変えたいという思いを抱いている
✔︎ ヘルスケアを取り巻く環境にどこか違和感がある
✔︎ 理想と現状のギャップをどう解釈したらいいか分からない
✔︎ リソースや周囲のサポートが無くて困っている
✔︎ 複雑な利害関係が存在し、調整困難な状況に直面している

「リーダー」と聞くと、何かカリスマ的な存在を思い浮かべるかもしれません。

本リーダーシップ・プログラムは、ヘルスケア領域で働く中でどこか違和感を抱えていたり、打ち手がない、専門領域の壁を越えていきたい方が集まり、極めて個人的な第一歩を踏み出すリーダーシップの在り方を学び合い、協働しながら学びを深めていくプログラムです。医療従事者、企業や行政に所属するヘルスケアに関わる多様な参加者が、1年間という時間をかけて協働型プロジェクトを行うことに特徴があります。

IHL14期募集概要

IHL14期(2023年4月スタート)の募集概要は以下のとおりです。

名称IHLヘルスケアリーダーシップ研究会14期
プログラム期間2023年4月〜2024年3月
日程・月1回  (おおむね毎月第3土曜日15時〜19時)
・対面合宿(2023年5月3日〜5日@千葉県内セミナーハウスを予定)
形式オンライン(Zoom)
※年1回予定している合宿は対面で開催予定です。
対象医療従事者はじめ社会活動においてヘルスケア領域に関心・関連のある方
募集人数最大50名
受講費用年間13万円(税込)
※課題書籍、合宿の交通費は含みません。
応募締切2023年2月28日

プログラムスケジュール

各セミナーの開催時間は15時〜19時です。(第2回合宿を除きます)

日程開催形式テーマ(予定)
第1回2023/4/15オンライン オリエンテーション、自己理解/他者理解
第2回2023/5/3-5対面 対面合宿 *千葉県内セミナーハウスを予定(講師:秦充洋氏)
第3回2023/6/17オンラインリーダーシップ(講師:新福洋子氏)
第4回2023/7/15オンライン 死生観・ ミッションステートメント
第5回2023/8/19オンライン ケースメソッド①
第6回2023/9/16オンライン 社会を巻き込むコミュニケーション
第7回2023/10/21オンライン プロジェクト活動 中間発表
第8回2023/11/18オンライン苦難を乗り越えてやり切る力(講師:武藤真祐氏)
第9回2023/12/16オンラインケースメソッド②
第10回2024/1/20オンライン倫理観(講師:児玉聡氏)
第11回2024/2/17オンラインプロジェクト活動 最終発表
第12回2024/3/16オンラインミッション・ステートメントシンポジウム

※ 以下を満たした方には修了証を授与します。
・月例セミナー全12回のうち8回以上参加
・第12回までに卒業エッセイを提出

プロジェクト活動について

上記プログラムに加え、年間を通したプロジェクト活動に参加いただきます。プロジェクト活動は、「子ども」「高齢者」「医療者」「患者」「死生観」「ウェルビーイング」などのテーマでチームに分かれて取り組みます。

婦人科受診をバズらせよう。生理に悩まない社会

女性が生理に悩まされず活躍できる社会をあるべき姿として、「生理でつらい思いをして我慢している女性」に、「婦人科を受診してほしい」というメッセージを届けました。全員が見たり触ったりする”インフラ”のなかで、婦人科受診の必要性を伝えるべく、生理用品メーカーとのタイアップ(Pending)やソーシャルメディアを用いたインフルエンサーとのタイアップ企画を行いました。

死生観をカルチャーに

「あなたにとって、生きるとは何ですか?」
死生観 x エンタメで、死や生の価値観を気軽に語れる社会にすることを目的に、#シセカル対談企画など、生きることを考えるきっかけ作りをしました。#シセカルの活動によって、「死生観を周囲と共有する」よう行動変容に繋がることを示すことができました。

エントリーについて

エントリー方法は以下をご確認ください。

選考方法エントリーシートに下記エッセイ①と②を含め記載して提出していただき、
その内容をもとに選考をいたします。
提出方法Eメール
(件名に「IHL14期入会希望<お名前>」と入力の上送信してください)
提出先ihl.recruit@gmail.com
応募方法2023年2月28日
選考結果2023年1月31日までに応募|2月10日までに選考結果をご案内
2023年2月28日までに応募|3月10日までに選考結果をご案内

プログラム詳細はこちらをご覧ください。

受講生の声

生野 淑子さん
大阪市健康局 医務主幹

行政と臨床の仕事を掛け持ちするシングルマザーの私にとって、IHLへの参加は大きなチャレンジでした。でも、熱い志を持つ仲間に支えられながらプロジェクトに取り組んだ結果、もう終わり?というぐらいあっと言う間の1年でした。挑戦しなかった後悔は一生残ります。迷っているなら、IHLの世界に飛び込んで下さい(学びは子育てにも役立ち、怒ることがなくなりますよ!)。

池田 陽介さん
GEヘルスケア・ジャパン株式会社
アカデミック本部 西日本グループリーダー

オンラインの活用により、福岡からでも東京のチームメンバーや同期との時間的、空間的な距離を克服することができました。IHLで習得したリーダーシップはその後、実業務の中で絶大な威力を発揮しています。もし遠方からIHLへの参加を迷っている方がいる様でしたら、 “一歩を踏み出してみる”ことをお勧めします。その先にはきっと、素晴らしい未来とかけがえのない仲間が待っていますよ!

アルムナイからのメッセージ

秋本 可愛さん(6期)
株式会社Blanket 代表取締役、KAIGO LEADERS 発起人

IHLでの課題図書との出会いが自分自身のリーダーシップのあり方を大きく変容するきっかけとなっていたり、IHLで出会った仲間との繋がりは刺激や仕事の機会をいただくなど、振り返ると大きな財産になっているなと思います。
20代の頃全然お金がない時に参加するのは、勇気が必要だったのですが、やってみたいという気持ちのままに参加してみてよかったなと感じています!

園田 正樹さん(8期)
コネクテッド・インダストリーズ株式会社 代表取締役、産婦人科医

安心して産み育てられる社会を実現したいと考え、病児保育支援システム「あずかるこちゃん」を運営しています。
どう行動していいかわからなかった私がIHLの扉を叩いたのは2016年夏でした。IHLの仲間と一年考え、事業の種ができ、プログラム終了と同時に創業しました。IHLに入ったから変わるわけではありません。でも、IHLという場所で仲間たちと学び悩んだ先なら、なにかが変わるかも。

月例セミナー講師プロフィール

武藤 真祐氏
医療法人社団鉄祐会理事長
株式会社インテグリティ・ヘルスケア代表取締役会長

東大病院、三井記念病院にて循環器内科に従事。その後マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、2010年、在宅医療を提供する現・医療法人社団鉄祐会を設立。現在は4つの病院(合計629床)、157の薬局、230の訪問看護ステーションを経営している。

新福 洋子氏
広島大学 医系科学研究科 国際保健看護学 教授
広島大学 副学長(国際広報担当)

2010年、イリノイ大学シカゴ校大学院 博士課程 看護学研究科修了後、世界保健機関東南アジア地域事務局インターン、聖路加国際大学 看護学部 助教、京都大学大学院 医学研究科 人間健康科学系専攻 家族看護学 准教授を経て、現在広島大学 医系科学研究科 国際保健看護学 教授、広島大学 副学長(国際広報担当)を併任。 文部科学省 科学技術・学術審議会大学研究力強化委員会委員。2020年、WHO、UNFPA等から世界の卓越した女性の看護師・助産師リーダーに選ばれた。